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12 Light Proverbs|2016年12月

恋は炎であると同時に光でなければならない

この格言は19世紀米国の作家・詩人・思想家・博物学者であるヘンリー・デイヴィッド・ソロー(1817年~1862年)のものである。
彼の著作には現在の生態学に通じる考え方が表明されており、アメリカの環境保護運動の先駆者でもある。

奴隷制度とメキシコ戦争に抗議するため、人頭税の支払いを拒否して投獄されたこともあり、「市民的不服従」としてガンジーのインド独立運動やキング牧師の公民権運動などに思想的影響を与えた。日本においてもアウトドア愛好家などに信奉者が多い。
ソローの作品は、人間と自然との関係をテーマにしたものが多く、自然文学、今で言うネイチャーライティングの系譜に位置づけられる。
代表作に『ウォールデン 森の生活』があり、作者がウォールデン池のほとりで、1845年から2年に渡って小屋で送った自給自足の生活を描いた回想録である。内容は自然や湖、動物などの描写だけではなく、人間精神、哲学、労働、社会など幅広い範囲への言及を含み、自身の内側にある自然に言及し、「自然体」で生きることを指してもいる。
その思想は後の時代の詩人や作家に大きな影響を与えた。

「恋は炎であると同時に光でなければならない」
恋は燃え上がるものだが、それだけではなく、二人の希望ある未来を明るく照らす光でもありたい。という意味に捉えられる。

恋は刹那的な情熱だけのものではなく、未来の明るい光にむけて続いていくものでなければならない。それは恋を現在だけでなく未来へと続けていく、人間の尊い感情であり、素晴らしい可能性を秘めたものであるべきだとしているのではないだろうか。

他にも彼の格言がある。
「私は人生をあるがままに楽しむ。たとえ救貧院に住んでいても、楽しい、胸が踊る、輝かしい人生が送れるはずだ。夕日は富豪の大邸宅からも救貧院の窓からも、輝かしく照り返す。」

これらの彼の格言は希望ある未来に前向きに生きていくことへの讃歌のように思える。

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photo by leendeleo


 
2015
1月 世に光を
2月 光はあなたを導く
3月 光がある所に陰影がある
4月 光であなたの心を明るく
5月 光には国境がない
6月 光を自由自在に
7月 七色の光達
8月 光は人生と共に
9月 光には個性がある
10月 光は前に進む
11月 光は真実を照らす
12月 未来に繋がる光


2016
1月 光は未来である。
2月 いかなる人にも光がある。
3月 勇気は逆境における光である。
4月 いかなる星にも光あり、
いかなる花にも香りあり

5月 一寸先は光
6月 光は、それがどこから来るかを
考えない人をも照らす。

7月 光が多いところでは、影も強くなる
8月 自分の力の成長が、理想の真実の
光である

9月 理想を掲げる限り、茨の道の先にも
光は見える。

10月 空気と光と友人の愛。
これだけ残っていれば、気を落とすことはない。

11月 闇深ければ、光もまた強し
12月 恋は炎であると同時に光でなければならない


2017
1月 空間の光は心の光
2月 人生あまり難しく考えなさんな。
暗かったら窓を開けろ、光がさしてくる。
3月 光あるうち光の中を歩め
4月 光を胸に、心新たに
5月 勉学は光であり、無学は闇である。
6月 闇は、闇で追い払うことはできない。
光だけがそれを可能にする。

7月 太陽の光と雲ひとつない青空があって、
それを眺めていられるかぎり、どうして悲しく
なれるというの?

8月 必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ。
9月 昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
10月 光の中を一人で歩むよりも、闇の中を
友人と共に歩むほうが良い。
11月 理性は、神が魂に点火した光なり。
12月 お前の光は、今、何処にある。