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12の光の格言|2016年10月

空気と光と友人の愛、
これだけ残っていれば気を落とすことはない

空気と光と友人の愛、

これだけ残っていれば気を落とすことはない

この格言はドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治家、法律家であるヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749-1832)のものである。
ゲーテは晩年、光学の研究に力を注ぎ、1810年には「色彩論」を発表している。
そして「もっと光を!」を最後の言葉にその生涯を終えたと伝えられている。

ゲーテには固い友情で結ばれた10歳年下のフリードリヒ・フォン・シラーという詩人、思想家、劇作家がいた。

二人は共同で作品を発表したり互いに競い合って多くの傑作を残し、ドイツ古典主義と呼ばれる文学様式を確立する。

時には叱咤激励をしてゲーテを支えたシラーの友情は、ゲーテの創作意欲に働きかけて小説や詩劇の傑作を生むことにつながった。
ゲーテは「シラーと出会っていなかったら、「ファウスト」は完成していなかっただろう」と語っている。

1805年にシラーが46歳で亡くなると、周囲の人はゲーテに与える精神的衝撃を心配し、シラーの訃報をなかなか伝えられなかったという。ゲーテは訃報を知ってから数日間泣き続け、「友の死のうちに私の存在の半分を失った」と嘆き悲み、病に伏せってしまったという。

空気、光は人が生きていくうえでなくてはならぬものである。
そして、ゲーテにとって友情は、空気や光と同様に、生きていくうえでかけがえのないもの、生きる力であった。ゲーテがそれほどまでに強い友情で結ばれていた友人がいたことを羨ましくも思えてくる。

長年培った友情という愛情は、窮地に陥った時や、悩んだ時、辛い時などには力を与えてくれ、喜んだ時や楽しい時には一緒にその思いを共感して分かち合ってくれ、時には厳しい助言を、時にはやさしい慰めを与えてくれる人生にとって大切なものである。

今ある友情を大事にして、お互いに良い影響を与えられる人間になって友情を深めていくことができれば、人生もより力強く、豊かなものになっていくのではと改めて思わされる格言である。

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photo by Hen3k Hen3k


 
2015
1月 世に光を
2月 光はあなたを導く
3月 光がある所に陰影がある
4月 光であなたの心を明るく
5月 光には国境がない
6月 光を自由自在に
7月 七色の光達
8月 光は人生と共に
9月 光には個性がある
10月 光は前に進む
11月 光は真実を照らす
12月 未来に繋がる光


2016
1月 光は未来である。
2月 いかなる人にも光がある。
3月 勇気は逆境における光である。
4月 いかなる星にも光あり、
いかなる花にも香りあり

5月 一寸先は光
6月 光は、それがどこから来るかを
考えない人をも照らす。

7月 光が多いところでは、影も強くなる
8月 自分の力の成長が、理想の真実の
光である

9月 理想を掲げる限り、茨の道の先にも
光は見える。

10月 空気と光と友人の愛。
これだけ残っていれば、気を落とすことはない。

11月 闇深ければ、光もまた強し
12月 恋は炎であると同時に光でなければならない


2017
1月 空間の光は心の光
2月 人生あまり難しく考えなさんな。
暗かったら窓を開けろ、光がさしてくる。
3月 光あるうち光の中を歩め
4月 光を胸に、心新たに
5月 勉学は光であり、無学は闇である。
6月 闇は、闇で追い払うことはできない。
光だけがそれを可能にする。

7月 太陽の光と雲ひとつない青空があって、
それを眺めていられるかぎり、どうして悲しく
なれるというの?

8月 必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ。
9月 昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
10月 光の中を一人で歩むよりも、闇の中を
友人と共に歩むほうが良い。

11月 理性は、神が魂に点火した光なり。
12月 お前の光は、今、何処にある。