光のマジック

視覚から入る情報は人間に刺激を与える。

日本の技術も高評価で、世界でも話題のプロジェクションマッピング。立体物の各面をスクリーンとして映像を投影する技法で、建築物だけではく、人体・空間・樹木などあらゆる物を対象としている。もっともインパクトのある建築物を対象にしたものは、まるで命が宿ったような錯覚を思わせる。暗がりで行われることによって光と闇、デジタルの融合が脳にビシビシ伝わってくるのだ。

イベントや音楽のコンサートに足を運ぶと、最近はレーザービームの演出がおもしろい。まるで光が音楽に合わせて踊っているようだ。急速な技術の進歩もあり、様々なショウで映像や光、音楽、そしてそこの空間を駆使することで、現実離れした感覚を体験できる。暗闇に身をおくことで五感が研ぎ澄まされ、視覚・聴覚をフルに活用することが刺激を高める要因だ。

人工的でエレクトロニカルな光もたまにはいかがだろう。