新しい本社ビルの照明デザイン

 
 
 
 
 
 
 

東京サンケイビル

建築コンセプトは、ガラスの透明ボックスが空中に浮かんでいるイメージ。計画は隣接する旧本社ビルを使用しながらの一期工事と、本社移動に伴っての本社跡地のプラザ計画である二期工事に分かれており、いずれも全てを通して照明デザインを行うことにより最上級の光の空間作りに成功しました。
周辺環境に対して人々が集うことのできるオアシスのような空間を提供するため、エントランス軒下や各箇所に可動式の照明を配置し、様々なイベントに対応できるようにしました。内部空間は間接照明を中心とし、建物自体の壁面や天井を光らせる事によって全体のアンビエンスを確保する照明手法で、無駄のない光環境を提案し実現しています。

設計:竹中工務店東京本社設計部

所在地:東京都 / 大手町

竣工年度:2002年