2017.02.10 Light+芸術空間 バロック建築 (1) – 光と共にある総合芸術の空間 バロック建築は、16世紀末にイタリアで発生しその後18世紀前半にかけてヨーロッパ各地で展開された建築様式。整合性よりもそれを破り、逸脱したところに美しさを見い出そうとする様式である。 バロックの語源は […]
2017.01.25 Light+芸術空間 ステンドグラスの歴史 (5) – 衰退期 16世紀・17世紀には、宗教改革の名の元にステンドグラスが破壊され、残念なことに多くの名作品が喪失されてしまった。 18世紀からは技法の発展は滞り、それまで称賛されてきた中世の美術を当時の人々は軽視す […]
2017.01.11 Light+芸術空間 ステンドグラスの歴史 (4) – 黄金期 世紀から15世紀は黄金期とも言える時期でステンドグラス芸術は大きく飛躍した。 12世紀にはゴシック建築の登場と共に絵付けの技術が発達し、神や聖人の絵をガラスに表現できるようになり多くの素晴らしい作品が […]
2016.12.14 Light+芸術空間 ステンドグラスの歴史 (3) – ステンドグラスの始まり Light+では、前回のル・ランシーの教会やゴシック建築のステンドグラスなど、素晴らしい光の芸術であるステンドグラスの光について取り上げてきた。世界的に、ステンドグラスの歴史はどう紡がれてきたのかにつ […]
2016.12.05 Light+芸術空間 ステンドグラスの歴史 (2) – 序章 1世紀から15世紀にかけ、ステンドグラスの技術は大いに発展した。しかし17世紀以降、ステンドグラスは衰退の途をたどる。 中世の美術を軽視する傾向が生まれ、教会内のステンドグラスもより明るいものが好まれ […]
2016.11.21 Light+芸術空間 光の建築部材・ステンドグラスの歴史 (1) ステンドグラスはエ字型の断面を持つ鉛のリムを用いて着色ガラスの小片を結合し、絵や模様を表現したものである。教会などの建築に多く用いられており、透過光による美しい造形は見るものに感動を与えてくれる。 ス […]
2016.11.16 Light+日本芸術 光による陰影を描いた精密画・伊藤若冲 (2) 代表作に「動植綵絵」(どうしょく さいえ)という動植物を描いた彩色画があり、その中に、「梅花皓月図」がある。皓皓(こうこう)と輝く満月を背景に、咲きほころぶ梅の花を描いたものである。 若冲は月の光を浴 […]
2016.11.08 Light+日本芸術 独自の色と形で描いた江戸の絵師・伊藤若冲 (1) 伊藤若冲(1716年~1800年)は江戸時代に京都で活躍した絵師である。独創的な世界観を持つ作品を今に残し、その画風は写実と創造を巧みに融合させたもので、「奇想の画家」と呼ばれている。 京都の青物問屋 […]