光を放つ石 (2) – 光の原石ダイアモンド

ダイヤモンドの誕生はどのようなものだったのたろうか。

地球の年齢は45億年。
ダイヤモンドは35億年から9億年前までの地球の活動期に誕生した。
深さ約150キロメートルの1500度以上の熱いマントルの中で炭素同志が出会い、
一つの結晶となり、ダイヤモンドが生まれた。

その後火山の噴火によってマグマと共に地上の近くまで登り、火山はやがて冷えて普通の山となり、その中にダイヤモンドは眠っていた。

そして紀元前7世紀ごろにインド人が何よりも硬い不思議な石―ダイヤモンド―を見つけたと言われている。

まばゆく光るダイヤモンドも、本来の姿はその輝きも潜めている。
「不思議な石」が、「輝き光る石」となるまでどのように姿を変えていったのだろう。