「光は未来である」


―すべての始まりは光から―

旧約聖書によると神は天地創造の際、1日目に暗闇の中、光を作ったとされている。
万物の創造の始まりはまず光ありきだった。

天文学の見地から、現在地球で見える光は137億年前に発せられた宇宙の光(マイクロ波)であることが分かっている。
そして宇宙は膨張し続けているため、光が届いた現在の発光地点は、地球から470億光年のかなたに離れていると推測されている。

光は人間にはもちろんのこと生物にはなくてはならないものであり命の源である。
太陽の光が地球を照らしているという当たり前のことだが、光の恩恵について改めて考えるとその有難さ、偉大さに気づかされる。

1月は1年の始まりの月である。
物事に区切りをつけたり、新たに始めたりするのに良い節目の月だ。
自然と新しい年を迎えることで気持ちが引き締まり、新鮮な気持ちになる。

そして元旦の初日の出は1年の始まりの光として多くの日本人が希望と期待を持って拝む特別な光だ。
今年に出会いたい、多くの幸運を期待させてくれる明るい希望の光である。
いつの世も人々の営みは光に照らされている。

そして光と共に始まった人間の営みは、光と共に未来へと続く。

私たちを照らす光は連綿と続く命の光となって未来の世界をこれからも照らし続けてゆく。
新しい光を生み出してゆく人間の知恵と心の結晶として美しい輝きを放ちながら・・・