大きなアトリウムと照明デザイン

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

日本橋三井タワー

日本橋地区に本拠地を置く日本橋三井タワーは、三井グループを代表するビルです。隣接した三井本館は日本の重要文化財であることから、ファサードのリズムや低層部の高さを統一させて本館をデザインに取り込んだ形でのプロジェクトとなりました。建物の高層部にマンダリンオリエンタル東京が入り、近くのCOREDO日本橋や三越、高島屋などと一緒に地域の活性化に貢献しています。

照明計画においては外構及び内部空間全体を一体化して捉え、ライトアップにおいては日本橋における新たなコアとなるようにデザインを行いました。また、天井高さの異なる空間が繋がった広い吹き抜けのロビー空間に対しては、壁面を光らせる手法で透明度を与え、ゲストが建物へ入りやすく、親しみやすい印象となるような演出を施しました。

設計:Pelli Clarke Pelli Architects
共同設計:日本設計

所在地:東京都 / 室町

竣工年度:2005年

受賞:平成17年 日本照明学会 照明普及賞 受賞