初日の出


新しい年への希望に胸が高鳴る1月は、「初笑い」や「初売り」など「初○○」の言葉があふれ、心が弾む季節です。

今回はその中でも「初日の出」に注目してみましょう。初日の出とは元旦に初めて昇る太陽のことで、近年は大晦日から富士山に登り、ご来光を拝む人も増えているようです。
では、なぜ初日の出が特別なのでしょうか?それは、「初日の出と共に歳神様が現れる」という信仰があるからです。昔人々は家で歳神様を迎えていましたが、今ではその神様を迎えに行き一年の健康や幸運を祈る風習が広まっています。

ところで、私たちが見る初日の出の光が、いつのものか知っていますか?
太陽の光が地球に届くまでには約8分かかりますが、実は太陽の内部からその光が表面に出るまでには、なんと17万年もの歳月がかかるのです。10万年前にほぼ現在の形になった日本列島を思えば、私たちが見る光は遥か昔に放たれたものだとわかります。

今年の初日の出を眺めるとき、その光が先祖たちも見たものであると感じると、より神秘的に思えるのではないでしょうか。そして、その光にはまだ見ぬ未来への期待も感じられることだとうと思います。

参考文献:
なんで地球に届く太陽光は「17万年」も昔のものなの? – ナゾロジー (kusuguru.co.jp)
初日の出の由来や意味 | お正月 (kyosei-tairyu.jp)
サヒメルナビ|日本列島の成り立ち(3000万年前~現在) (sahimel-navi.jp)