動物と光5-ペットと光⑤

近年、新築マンションの9割以上が「ペット飼育可能マンション」となっているという。ペットを飼う人が増え、ペットとの暮らしを可能にしたマンションが求められ、増加しているのである。

その中で、「ペット共生型マンション」は、ペットとの暮らしが前提となった、飼い主とペットが快適に過ごせる工夫や設備が備えられたマンションであり、注目されている。

一般的なペット飼育可能のマンションでは、他のペットを飼わない居住者に対しての配慮が必要で苦労することもあるが、ペット共生マンションでは安心してペットとの暮らしを楽しむことができる。

共用部分の設備としては、エントランスにペット専用の足洗い場、汚物ダスト、ドッグランなどが設置してある。専有部分では、ペット対応床材、ペット対応クロス、ペット用トイレ、シャワー、洗面所、などの設計配慮がある。

居住空間内には、ペットが憩えるスペースが設けられていることが多い。このスペースは光環境的にはあまり明るくない落ち着いた光の場とするとペットが安心することができるだろう。

屋内にドッグランを設けた物件もあり、天候に左右されずにペットを運動させることができる。

運動不足のペットのストレス解消の場、飼い主同志のコミュニケーションの場として期待される屋内のドッグランには、自然光を採り入れることが望ましい。照明は、太陽光のスペクトルに沿った光源によるサーカディアンリズム照明を設置するとペットや飼い主の健康に優しい空間となるだろう。