アーバンマイニング1-序章

アーバンマイニング「都市鉱山」とは、都市でごみとして大量に廃棄される家電製品などの中に存在する有用な資源を鉱山として見立てたものである。
都市鉱山の活用は、近年、地上資源を再生し、有効活用しようというリサイクルの一環として注目されており、持続可能な開発目標の一つとして積極的に取り組んでいく必要がある。
都市鉱山の資源は、「ベースメタル」として鉄、銅、亜鉛など、「貴金属」として金、銀、プラチナなど、そして「レアメタル」として非鉄金属(元素)などを含む。
この中でレアメタルと呼ばれる金属元素は現代の産業にとって欠かせない元素である。LED、スマートフォン、パソコン、自動車、太陽光発電パネルなど現代世界を動かしている重要な製品の材料として使われている。
金属元素は、製品単体での使用量は少ないが、代替の効かない機能を有しており、その資源確保は産業界にとって重要な意味を持つ。
レアメタルが枯渇してしまうと深刻な問題となる。そのためにはレアメタルを備蓄しておく、レアメタルの使用量を削減する、レアメタルの再利用を推進する、あるいはレアメタルではない元素で同じ働きをする材料を開発するなどの対応策が考えられている。
都市鉱山と照明に関してみると、特にLEDにはいくつかのレアメタルが使用されており、廃棄された製品からの有効活用が求められており、各方面での技術開発・研究が行われている。
今回から「都市鉱山」について、都市鉱山と照明との関連性について、など今後の課題も含めて考察を行う。