テレワークと光7

テレワークの利用によって利用する機会が増えているのがビデオ会議である。

人間は相手を無意識にモニタリングしていると言われ、相手が適切な反応や笑顔や明るい表情を返してくることで頭の働きが活性化し、思考力やコミュニケーション意欲が増すと言われている。ビデオ会議には、自分の顔を明るく健康的に見えるように工夫をし豊かな表情が映る状態で参加できるように工夫したい。

昼間、太陽光が入る部屋であれば側面から光を受ける窓際にパソコンをセッティングする。太陽光が直接当たってしまう場合は、レースのカーテンやブラインドや障子などで光を拡散してやわらかい光にすると顔全体の影が出にくくなり、きれいに映せる。

照明を利用する場合は通常の照明で自分の顔をパソコンのカメラで映すと表情が暗く見えてしまい、不健康、不機嫌などマイナスの印象を与える可能性がある。

例として天井に設置したシーリングライトの光の下では顔に影が出来てしまい暗い表情となってしまう。特に自分の位置より後方にシーリングライトがあり、その光が映ってしまうことは避けたい。

顔を明るく映すためには顔の前面、パソコンの後ろにデスクライトなどを設置して顔に光を当てる。眩しい場合は斜め前面やパソコンの後ろの白い壁に光を当ててその間接光で顔に光を当てるのも良いだろう。

また、白い紙などを顔の真下に置いたり、顔の周辺に囲むように置くとレフ板効果で顔色がトーンアップしてきれいに見える。

照明に工夫することで顔が明るく表情豊かに映ると自分自身にも自信が持てて積極性が生まれ、相手にとってもその印象や感情面にプラスの効果が生まれ、よりコミュニケーションが取りやすくなることで会議もスムースに進むことになるだろう。