2014.09.03 Light+メッセージ四季日本 今こそ新しい光環境を – 陰翳礼讃と共に (2) 日本人は古来から農耕生活を営み、自然を愛し、人間の和や情緒を大切にする文化を育ててきました。 繊細な心遣いや感受性は日本人の特性でもありますが、その良さを忘れたような言動がたびたび昨今の風潮としてみら […]
2014.08.06 Light+日本環境・自然健康・医学・科学 夏の夜に飛び交う光の妖精 – 蛍 夏の夜、綺麗でゆるやかな流れの川の水際で、仄かに点滅する蛍の光。 その蛍が、ゆったりと空中を優しく光りながら飛び交う幻想的な光景は、夏の夜の美しい光景の一つである。 蛍はお腹の発光器の中にルシフェリン […]
2014.07.25 Light+メッセージ日本空間 今こそ新しい光環境を – 陰翳礼讃と共に (1) ―たそがれ時― 太陽が沈んでその残光がやわらかく残り、明るい昼から暗い夜へ移り変わる間のほの明るい時間帯です。 人やものが皆、弱いけれども優しくて穏やかな光に包まれて、ほのかな陰翳が生まれ、静かに美し […]
2014.07.15 Light+四季日本 夜空に咲く花 日本と外国の花火は、その歴史的背景とともに大きな違いがある。 外国では、花火は古くは王の権力誇示や貴族の娯楽として用いられた。 円筒形の筒に単色の火薬を機械でプレスしたものを、一方向に放出させる形で平 […]
2014.07.09 Light+メッセージ四季日本 天の川に続くもの 一瞬が永遠に感じたり、永遠が一瞬に感じたり。 本当に大切なものは、どっちでもなくて 心の片隅にひっそりと存在している。 目には見えなくても、心のどこかで存在している。 心の中に少しでもぬ […]
2014.07.02 Light+日本 月の明りに照らされて 日本人は古くから月を愛で、月を信仰してきた。 月について、季節ごとや月齢ごとに多くの名称をつけている国は、日本だけではないだろうか。そこには月の光を敵対視し人間にとって悪として扱う西洋人の認識と、大き […]
2014.06.17 Light+メッセージ日本 明るさを求める姿勢から陰を楽しめる姿勢へ (2) 薄暗さとは光に対して陰の存在であるともいえます。 日本建築は光と陰を上手に演出してきました。(谷崎の陰翳礼讃にも書いてあります。) その陰を味わう事は心や精神の余裕があってこそ出来るものです。薄暗い微 […]
2014.06.10 Light+四季日本環境・自然 海に光るもう一つの世界 立山の雪解け水が富山湾に注ぎ込む季節になると、春の訪れを告げる蛍いか漁が始まる。 蛍いかは通常は水深200から700mの深海に生息し、晩春から初夏までが産卵期で数十万匹の群れが岸に押し寄せてくる。蛍い […]