2015.08.06 Light+日本空間 日本人と灯り (5) – 障子の穏やかな光に包まれて 日本人と灯りを考える際に、日本建築において建具でありながら灯りの要素としても重要な働きをしてきたものとして障子が挙げられる。 陰影礼賛を記した谷崎潤一郎は障子の魅力について以下のように記している。 も […]
2015.07.30 Light+四季日本空間 日本人と灯り (4) – 壁と床をやさしく照らしあげる行燈 前回の提灯に引き続き、日本人が古くから利用し、今でも照明器具のデザインに継承されている行灯について取り上げる。 行灯は室町時代以降に油を燃やす灯火具として生まれ、江戸時代に一般に普及した。台の上に油を […]
2015.07.22 Light+四季日本 日本人と灯り (3) – 美しい光の灯影 夏祭りの季節となった。各地で暑さを吹き飛ばすような活気ある祭りが行われている。その祭りの夜を飾るのは、温かい雰囲気のある提灯の灯りである。 提灯は江戸時代における庶民の貴重な灯りで、初期は竹かごに紙を […]
2015.05.14 Light+四季日本空間 日本人と灯り (2) – 光への繊細な感覚 前回のトピックス「日本人と灯り-1」では日本人と灯りの関わりの歴史から現在の照明を考えてみた。科学技術の進歩から、建築様式や構法そしてそれに伴い照明文化も大きく変化した。そして日本人の光の作法や感性も […]
2015.04.30 Light+四季日本空間 日本人と灯り (1) – 生活に色彩や艶を与える光 能動的に光をコントロールする時代から、光を受動的に享受する時代へ そして、再び能動的に光をコントロールする時代へ… ―生活に細やかな色彩や艶を与える光とは 日本画、窓と言う視点で日本の伝統 […]