2016.04.19 Light+芸術 光を放つ石 (5) – 宝石の王様・権力の象徴としてのダイヤモンド ダイヤモンドが権力のある人間が身につけるものとして認識されるようになったのは1600年代にルイ14世が在位した頃、研磨技術が開発されてからだ。1600年代後期には、既にダイヤモンドはヨーロッパの裕福な […]
2016.02.15 Light+芸術空間 ゴシック建築の光 (4) – ステンドグラス② 薄暗いゴシック教会の中を満たす光は、ステンドグラスを通る太陽の光によって、豊かな光の表情を見せる。 ステンドグラスによって物質的な光は神秘的な光に変わり、堂内は人々の心を聖なるものへと導く光の空間とな […]
2016.01.29 Light+芸術空間 ゴシック建築の光 (3) – ステンドグラス① ゴシック建築の教会内部に入ると、誰もが崇高な神々しさを感じる。 そしてその空間は名状しがたいほどの神秘性を帯びた深い色彩の光に浸されている。 それまでのロマネスク建築では壁が厚く、窓も小さいものしか設 […]
2015.10.12 Light+四季日本芸術 光が際立つ水墨画・横山大観 近代日本絵画の巨匠と呼ばれる横山大観は日本画に近代化と革新をもたらした。 朦朧体(もうろうたい)と呼ばれる画風を確立し、後に水墨画でも空気と光を感じる画法で新境地を開いた。 朦朧体は日本画の伝統的な線 […]
2015.10.02 Light+日本芸術 光の浮世絵師・小林清親 小林清親は明治の広重と言われ、浮世絵最後の絵師ともいわれている。 小林の浮世絵は日本の伝統的な美術と西洋の写真技術や油彩画など様々な分野を研究し作風に取り入れたもので、繊細な光の表現法で「光線画」と呼 […]
2015.09.23 Light+日本芸術女性 光と影の幻想を奏でる女性浮世絵師・葛飾応為 浮世絵作家として世界にその名を知られている葛飾北斎。その北斎の娘が、光と影を独特の描法で描き、繊細で怜悧にして大胆な作品を描いた女浮世絵師であったことはあまり知られていない。 その娘は北斎の三女で名前 […]
2015.06.05 Light+四季日本芸術食 日本料理と光 (2) – 視覚芸術といわれる日本料理について 日本料理に最適な照明 ―華やかさよりも、仄かな陰影を生む光で美しく魅せる 日本料理の盛り付けは季節や風情を盛り込んだ美しいもので、器の美しさも鑑賞しながら料理を賞味できるとされ、目でも美味しく味わう料 […]
2015.05.29 Light+四季日本芸術食 日本料理と光 (1) – 美しい色の饗宴 ―光によって際立たせ、一皿一皿に人格と品格を与えられる照明とは何か。 日本料理は、日本の多様な食材を新鮮なままその持ち味を生かして作る季節料理で、自然の美しさや季節の移ろいまでも表現した目にも美味しく […]