2019.10.22 Light+健康・医学・科学 視覚と光3─暗順応・明順応 前回取り上げた杆体と錐体の視細胞は、視環境に順応して働く。明るい空間から暗い空間に移動すると暗さにすぐには慣れずにしばらくしてから物が見えてくるという経験は誰もが持っていることだろう。これは、作用する […]
2019.10.15 健康・医学・科学 視覚と光2─杆体と錐体 人間の網膜には明暗に反応する杆体(かんたい)と色に反応する錐体(すいたい)が存在する。これらの細胞を通じて視神経経由で視覚情報が大脳に送られ、視覚となる。 杆体は暗視野で機能し、明暗のみを感知するもの […]
2019.09.24 Light+健康・医学・科学 視覚と光1─序章 人間の五感は視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚であるが、そのうち視覚から得る情報が約8割であると言われおり視覚は重要な役割を担っている。視覚により物を見るということは光が目の水晶体を通って網膜に達し、視神経 […]
2018.05.29 Light+教育・子供 育児と光4 視力 子供の視力は6歳でほぼ大人と同じ視力となり、8~9歳で視機能の発達は完成すると言われる。身体の成長と異なり、視力の 成長期間はとても短く、この限られた期間にいかに健やかな目の成長を図るかが大切で […]
2018.05.22 Light+教育・子供 育児と光3 幼児と光 子供は見ることで自然に視力を訓練してゆき、目の視力が完成するのは6歳ごろである。そのため目の機能の生育の上で幼児の時期は大変に重要な時期となっており、目に対する適切な配慮が望まれる。今回は1 […]
2018.05.15 Light+教育・子供 育児と光2 赤ちゃんと光 生まれたばかりの赤ちゃんは、どのような視覚の世界をもっているのだろうか。 視力については、新生児の時は明るさと暗さは区別でき、視力は0.02で視界はぼんやりしていて、視界の限界は30セン […]
2018.02.13 Light+健康・医学・科学 光と精神 (10) 光と精神10―病室 近代看護教育の母として知られるフローレンス・ナイチンゲール(1820年~1910年)は病院建築でも非凡な才能を発揮し、それまでの不衛生な病院の改革を行った。彼女の提唱した病院建築は […]
2018.01.30 Light+健康・医学・科学 光と精神 (9) 光と精神9―太陽光4 天空光 今回は前回の「直射日光」に引き続き「太陽光(天空光)」の利用について取り上げる。 昼光照明として主に利用されてきたのは、天空光である。天空光は時間、季節、天候などによる変 […]