2017.02.14 Light+芸術空間 バロック建築 (2) – 権威の象徴としての聖堂 イタリアのバロック建築の巨匠ベルニーニと並びバロックを代表する建築家に、フランチェスコ・ボッロミーニ(1599年-1667年)がいる。彼はベルニーニの古典主義的で端正な作品に比べて曲面を多用し幻想的な […]
2017.02.10 Light+芸術空間 バロック建築 (1) – 光と共にある総合芸術の空間 バロック建築は、16世紀末にイタリアで発生しその後18世紀前半にかけてヨーロッパ各地で展開された建築様式。整合性よりもそれを破り、逸脱したところに美しさを見い出そうとする様式である。 バロックの語源は […]
2017.01.11 Light+芸術空間 ステンドグラスの歴史 (4) – 黄金期 世紀から15世紀は黄金期とも言える時期でステンドグラス芸術は大きく飛躍した。 12世紀にはゴシック建築の登場と共に絵付けの技術が発達し、神や聖人の絵をガラスに表現できるようになり多くの素晴らしい作品が […]
2016.12.14 Light+芸術空間 ステンドグラスの歴史 (3) – ステンドグラスの始まり Light+では、前回のル・ランシーの教会やゴシック建築のステンドグラスなど、素晴らしい光の芸術であるステンドグラスの光について取り上げてきた。世界的に、ステンドグラスの歴史はどう紡がれてきたのかにつ […]
2016.10.19 Light+芸術空間 ロマネスク建築 (3) – ル・トロネ修道院~光と祈りの空間~ 修道院の中心は教会と回廊でそこは厳しい修行生活の場だった。他には寝室、集会室、面会室、があり、どこも装飾的要素が少なく華麗な装飾が一切ないシンプルな空間が広がっている。 教会内には三位一体を表す3つの […]
2016.10.14 Light+芸術空間 ロマネスク建築 (2) – ル・トロネ修道院~光による明暗のコントラスト~ ロマネスク様式を代表する建築として有名な「ル・トロネ修道院」はフランスの南プロバンス地方にあり、カトリック教会のシトー会の修道院である。現在の建物は1160年に建造が開始され、1175年頃に完成したも […]
2016.09.27 Light+芸術空間 ロマネスク建築 (1) – 小さい窓から射し込む光の効果 建築と光の関係性を語るのに、西洋のロマネスク・ゴシック・ルネッサンス・バロック・ロココなど建築史的系譜をふまえながら、光の特質を紐解いていこうかと思う。 ロマネスク建築は10~12世紀頃の西ヨーロッパ […]
2016.09.07 Light+芸術空間 モダニズム建築 – ル・ランシーの教会 パリ郊外にあるル・ランシーに世界で初めて鉄筋コンクリートで建てられた教会ル・ランシー(正式名称ノートル・ダム・デュ・ランシー)教会がある。1923年に建てられ、鉄筋コンクリートによるモダニズム建築の幕 […]