2019.11.19 Light+健康・医学・科学 視覚と光5─ライト・トーナス値 私達人間の体は、視覚にも心理的なものにも影響されずに筋肉が照射された光線の色に反応して緊張、弛緩するということをご存知だろうか。 この現象は1910年にシュタインが実証したもので「ライトトーナス変化」 […]
2019.11.12 Light+健康・医学・科学 視覚と光4─プルキンエ現象 明るい場所では赤が鮮やかに遠くまで見え、青は黒ずんで見える。一方、暗い場所では青が鮮やかに遠くまで見えるのに対して、赤は黒ずんで見える。 このような明るさが異なると同じ色彩でも色彩が異なるように見える […]
2019.10.22 Light+健康・医学・科学 視覚と光3─暗順応・明順応 前回取り上げた杆体と錐体の視細胞は、視環境に順応して働く。明るい空間から暗い空間に移動すると暗さにすぐには慣れずにしばらくしてから物が見えてくるという経験は誰もが持っていることだろう。これは、作用する […]
2019.10.15 健康・医学・科学 視覚と光2─杆体と錐体 人間の網膜には明暗に反応する杆体(かんたい)と色に反応する錐体(すいたい)が存在する。これらの細胞を通じて視神経経由で視覚情報が大脳に送られ、視覚となる。 杆体は暗視野で機能し、明暗のみを感知するもの […]
2019.09.24 Light+健康・医学・科学 視覚と光1─序章 人間の五感は視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚であるが、そのうち視覚から得る情報が約8割であると言われおり視覚は重要な役割を担っている。視覚により物を見るということは光が目の水晶体を通って網膜に達し、視神経 […]
2019.06.18 Light+SDGs | 持続可能な開発目標環境・自然健康・医学・科学 「光の世紀」に向けて10─可視光通信 可視光通信は人の目に見える光の電磁波を使った最新の無線通信である。 現在、事務所や住宅の照明や交通信号機や広告用電光掲示、ディスプレイ、などに多用されているLEDは高速に点滅する特性がある。可視光通信 […]
2019.04.23 Light+SDGs | 持続可能な開発目標環境・自然健康・医学・科学 「光の世紀」に向けて9 – 光と医療 Sosaiety5.0時代のヘルスケアは、病気の予防、未病ケアの充実を目指している。また、仮に罹患した場合でもこれまでのような平均的な治療ではなく、個人の属性に合わせた多様な治療が望ましいと提唱してい […]
2019.03.12 Light+SDGs | 持続可能な開発目標環境・自然健康・医学・科学 「光の世紀」に向けて5 – これからの植物工場 植物工場は1957年にデンマークでスプラウトの一貫生産を行ったのが起源と言われている。日本では1974年に日立製作所で研究開発が開始された。植物工場のブームは3回あり、回転式レタス生産工場が現れた19 […]