2014.07.25 Light+メッセージ日本空間 今こそ新しい光環境を – 陰翳礼讃と共に (1) ―たそがれ時― 太陽が沈んでその残光がやわらかく残り、明るい昼から暗い夜へ移り変わる間のほの明るい時間帯です。 人やものが皆、弱いけれども優しくて穏やかな光に包まれて、ほのかな陰翳が生まれ、静かに美し […]
2014.07.15 Light+四季日本 夜空に咲く花 日本と外国の花火は、その歴史的背景とともに大きな違いがある。 外国では、花火は古くは王の権力誇示や貴族の娯楽として用いられた。 円筒形の筒に単色の火薬を機械でプレスしたものを、一方向に放出させる形で平 […]
2014.07.09 Light+メッセージ四季日本 天の川に続くもの 一瞬が永遠に感じたり、永遠が一瞬に感じたり。 本当に大切なものは、どっちでもなくて 心の片隅にひっそりと存在している。 目には見えなくても、心のどこかで存在している。 心の中に少しでもぬ […]
2014.07.02 Light+日本 月の明りに照らされて 日本人は古くから月を愛で、月を信仰してきた。 月について、季節ごとや月齢ごとに多くの名称をつけている国は、日本だけではないだろうか。そこには月の光を敵対視し人間にとって悪として扱う西洋人の認識と、大き […]
2014.06.25 Light+メッセージ四季環境・自然 雨音の響きの中で 雨の音。 いつもは騒がしく聞こえる音も、時折すごく透明で艶やかに立体的に聞こえる。 一つ一つの音の重なりが、ビビッドに空気を伝って耳に響く。 限りなく澄んだ、幾重もの音の広がりと深さ。 本当に大切なも […]
2014.06.17 Light+メッセージ日本 明るさを求める姿勢から陰を楽しめる姿勢へ (2) 薄暗さとは光に対して陰の存在であるともいえます。 日本建築は光と陰を上手に演出してきました。(谷崎の陰翳礼讃にも書いてあります。) その陰を味わう事は心や精神の余裕があってこそ出来るものです。薄暗い微 […]
2014.06.10 Light+四季日本環境・自然 海に光るもう一つの世界 立山の雪解け水が富山湾に注ぎ込む季節になると、春の訪れを告げる蛍いか漁が始まる。 蛍いかは通常は水深200から700mの深海に生息し、晩春から初夏までが産卵期で数十万匹の群れが岸に押し寄せてくる。蛍い […]
2014.06.04 Light+メッセージ日本 明るさを求める姿勢から陰を楽しめる姿勢へ (1) 薄暗さとは光に対して陰の存在であるともいえます。 東日本大震災後、日本は節電提唱がされ、照明も減灯したり消灯したりと様々な対応を迫られています。 その中で出てきた疑問は、今まで照明が明る過ぎたのではな […]